セマンティック
セマンティックWebの考え方は、WWWを作ったティム・バーナーズ・リー氏によって提案されたそうです。それも1998年という、けっこう昔に。^^; 時代が早すぎたのか一時期めっきり話題を聞きませんでしたが、2008年頃からまた聞こえはじました。
情報に意味(セマンティック)を与えて、コンピュータが自動的に処理するための技術というのが一般的な認識です。
今風にいえばちょうど、「Web3.0」がセマンティックWebとなるようで、ちょうど今が、その過渡期に差し掛かっているのではないでしょうか。
Webの歴史で見ると
- Web1.0 Web登場(静的なポータルが登場)
- Web2.0 コンシューマーがコンテンツを作り出し、ソーシャルな世界を作り上げる
- Web3.0 意味でコンテンツがつながる
- Web4.0 ユビキタスな意思疎通がはじまる
検索エンジンの歴史でみると
- 検索エンジン1.0 yahoo! みたいなディレクトリ検索が現る
- 検索エンジン2.0 Altavistaなどの全文検索が可能となる
- 検索エンジン3.0 googleのpagerankのような、Webのつながりの評価がはじまり
- 検索エンジン4.0 「意味」でのつながりも可能となる
検索エンジン1.0は手動。検索エンジン2.0~は自動。検索エンジン3.0までは、いわゆる「正規表現」としてキーワードを解釈しているので、コンピュータは意味を認識していない。
検索エンジン4.0は、キーワードを単なるコードとして認識するのではなく、意味として捉え始めるというすごいこと。これを実現するのが「Metaデータ」。意味を与えるのは、XMLって感じ?
まだまだ情報を集めている最中なので自分でもよくわかっていないけど、そんな感じみたいです。^^;
参考記事>
- メタ情報とセマンティック・ウェブ
- セマンティックの波2008-コンサルタントが読み解くウェブ3.0の姿
- セマンティックウェブ-初心者のためのホームページ作り
- “セマンティックWeb”ってなんだ!?
- 第1回:セマンティックWebとは
- セマンティック技術に関する調査活動TF報告
検索エンジンでの搭載状況(ニュース)
- グーグル、Web検索エンジンにセマンティック技術を導入(2009年03月25日)
- ヤフー、SearchMonkeyの国内導入検討を明らかに(2009年3月16日)