ロジカルシンキング
論理的思考のことです。物事を考えるときに筋道を立てて、論理的に考えましょうということ。
難しいと思っているものでも論理的に考えることによって、論点が整理され、誰にでもわかりやすい形に構造化できます。それを相手にわかりやすく説明して納得してもらう。そうすると、お客さんであれ、会社のメンバーであれ、物事がよりよい方向に進むようになります。
- 対自分:問題の解析と解決方法を導き出すのに便利
- 対相手:自分の思っていることを興味を持って聞いてもらえる
という利点があるので、会議とか営業時のプレゼンとか、そういう場面で特に重宝します。議事録を書くのが得意な人は、自然にロジカルな思考になっているんだと思う。コミュニケーション力がある人もそうかな。
ロジカルシンキングじゃないときって?
「だから何がいいたいの?」とつい、ツッコンでしまいたくなるような会話ってありますよね。あれが典型的なロジカルシンキングじゃないときの状態です。
- まず、結論から入れよ。
- あのー、話がまとまってないんですけど。
- ……で、その話の根拠は?(本当にそうなるの? 疑わしいんだけど)
- 報告なの? 相談なの? 提案なの? もしかして雑談?
等々……「だから、何がいいたいんだ!?」という摩擦をなくす思考法が、ロジカルシンキングです。^^;
ロジカルシンキングのやり方
- 相手の立場に立つ ・何がいいたいのか「目的意識」を持つ
- 構造化する(ロジックツリーを使うといい)
- どうすればわかってもらえるかを論理的に構築する (結論から入って、根拠を並べる形)
- シナリオがある(話の方向性を相手に想像させる)
- ポジティブに考える(もっといい解決方法があるかも)
- 頭の中でPDCAサイクルして、仮説を立ててシュミレートしてみる
あたりが、私が普段やっている感じ。でも一番重要なのは、心に余裕を持つことです。^^;
どんなに論理的になっているつもりでも、切羽詰ってると結論が性急になっていたり、論理の破綻があったり、根拠が薄弱だったり……いろいろ失敗の芽が出てくるので、ポジティブ状態を維持するためにも、仕事で追われていてもしっかり休息して英気を養うことを忘れずに!
参考サイト>