機能
ピボットテーブルのクロス集計結果をグラフ化します。
更新について
なお、ピボットグラフは、元データが更新されても自動的に更新されません。元データを更新したら、必ず[更新]ボタンを押し、ピボットテーブル自体を最新の状態に更新しなければいけません。ピボットグラフが紐づいているのは、あくまで「ピボットテーブル」です。
- ピボットテーブル部分ならどこでもいいので、カーソルをその上におき、右クリック→「更新」を押す
※更新ボタンは、[ピボットテーブルツール]→グループにある「グループの選択」から選んでも可能です。
使い方
Excel2007での、簡単なピボットグラフの作り方です。ここでは、先ほど作ったピボットテーブルの横にグラフを追加したいと思います。
これが、完成図です。
1.ピボットテーブル上にカーソルを置いて、グラフ作成のウィザードを起動
[ピボットテーブルツール]→ツールグループ[ツール]→[ピボットグラフ]
2.ウィザードを使って、作成開始
用途に応じて、グラフの種類を選ぶ。
だいたい自動的にグラフが完成。
- 軸フィールド:項目(横軸)
- 凡例フィールド:系列(折れ線グラフ)
3.項目部分を変更したいなら、ピボットテーブルをいじるべし
ここでは、ピボットテーブルの年のところの[-]ボタンを押して、展開をやめました。これによって、直近のデータのみ詳細がみれるようになりました。
4.グラフの体裁も、自由に変更可能
ここでは、ピボットグラフのグラフ部分(プロットエリア)と、凡例表示部分の大きなを変えたり、移動させてみました。
グラフのカスタマイズ方法
グラフのデザインも、自由に変更可能
- [ピボットグラフツール]→グラフのレイアウトグループ
Excel2007では、14のグラフレイアウトが用意されています。ここで、レイアウトを選ぶと、一発で適用されます。
グラフのデータ部分も、自由に変更可能
- グラフのデータ系列部分(グラフ中の◆記し)で右クリック→[データ系列の書式設定]
グラフエリア部分も、自由に変更可能
グラフエリアの枠線を消したいとか、背景色を変えたいとか、わりとよく使います。
- グラフの白い余白のところで右クリック→[グラフエリアの書式設定]
呼び出し方(メニュー)
Excel2007 [ピボットテーブルツール]→ツールグループ[ツール]→[ピボットグラフ]
もしくは、元データから直接ピボットグラフを作るときは、
[挿入]タブ→ピボッドテーブル](▼→[ピボッドグラフ])
Excel2003:[データ]→[ピボッドテーブルとピボットグラフ レポート]