機能
四捨五入で計算するときの関数です。知ってると便利ですし、これはよく使います。
なお、関連機能を覚えておくと、いざというとき便利です。関数名がかわるだけで、使い方はかわりません。
- 切捨て:ROUNDDOWN(数値(計算式),桁数)
- 切上げ:ROUNDUP(数値(計算式),桁数)
書式
A | B | C | D | |
1 | 100 | 3 | 33.333 | ← 四捨五入なし |
2 | 100 | 3 | 33 | ← =ROUND(A2/B2,0) |
3 | 100 | 3 | 33.3 | ← =ROUND(A2/B2,1) |
4 | 100 | 6 | 16.667 | ← 四捨五入なし |
5 | 100 | 6 | 17 | ← =ROUND(A5/B5,0) |
6 | 100 | 6 | 16.7 | ← =ROUND(A6/B6,1) |
=ROUND(数値(計算式),桁数)
指定方法
=ROUND(A2/B2,0) のように、計算式を入れて、「,」を打ち、桁数を指定が基本。
桁数は0(小数点以下四捨五入)、1(小数点第二位で四捨五入)という具合に、
桁数を数値で指定します。
普段使うときは、(計算式),桁数で用いることが多いですが、
例えば、C列の計算式は普通に「A2/B2」として、33.333を表示させ、
=ROUND(D2,0) と、D列に四捨五入結果を表示させるといった
使い方もあります。
呼び出し方(メニュー)
Excel2007:[数式]タブ→関数ライブラリグループ[数学/三角]→[ROUND]
Excel2003:[fx:関数の挿入]→関数の分類[数学/三角]→関数名[ROUND]