ブック
作業を行ったり、結果を保存するファイルのことを「ブック」といいます。
各ブックには、複数のシート(ワークシート)が登録できます。デフォルト(初期値)では、三つのシートが表示されていますが、任意に増やしたり減らしたりできます。
セル
ワークシート内(表)の一つ一つの升目のことを「セル」といいます。セルを単位に、データを入力したり、計算式を入力したりします。縦列をアルファベットで、横列を数字であわらし、そのセルの位置を決定しています。「A1」といえば、縦がA列、横が1列目のセルという意味です。
画面左上のツールアイコンの下にある「名前ボックス」に、セルの位置(A1みたいに表示)が表示されるので、それをもとに計算式を入れてください。ちなみに、セルに入力できる状態――作業するためのセルを選ぶ(名前ボックスにセルの位置が表示されている状態)を「アクティブにする」と呼びます。
ワークシート
実際に作業を行うところです。データを入力して、数式を入力して、結果を表示したり……仕事(ワーク)のメインとなる集計用紙(シート)って感じです。ワークシートの切り替えは、画面左下の「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」のタブをクリックすることで可能です。
もちろん、複数のワークシートを使い、そのデータを相互に利用した複雑な計算もできます。そのデータをもとにグラフを作成したりもできるし、とにかく、作業のメインとなるべき画面といえるでしょう。
ワークシートのカスタマイズ
シート名は任意に変更可能です。例えば、「Sheet1」のシート名を変えたいときは、画面左下の「Sheet1」タブにマウスをあわせ右クリック→「名前の変更」を選び、任意に名前を入力すればOKです。
シートの挿入・削除も同じく、シートタブにマウスをあわせ右クリック→「挿入」/「削除」で可能です。もちろん、メニューからでも選べます。「挿入」→「ワークシート」で挿入が、「編集」→「シートの削除」で削除が可能です。挿入は、「Shift」+「F11」でもOK。
シート内容をそのまま移動したいときは、右クリック→「移動またはコピー」を選び、挿入先を選んでください。コピーの場合は、右クリック→「移動またはコピー」を選び、挿入先(コピー先)を選ぶと同時に、[コピーを作成する]にチェック印を入れてください。メニューからは、「編集」→「移動またはコピー」を選べばOKです。